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京都あはは

36歳のうつ病サラリーマンが2017年に京都でオシャレなカフェを開いて、おもろいことを仕掛けていきます。

資材調達はサービス業なので、会社でえらそーにしてはいけない。

僕はメーカーで「資材調達」という仕事をしています。

 

 

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会社によって、「資材」、「調達」、「購買」などの呼び方がありますが、メーカーにおいては、生産活動に必要なものを買うのが資材調達という仕事です。部品とか材料を買ってくるのが仕事で、かっこよくゆーとバイヤーです。

マクドナルドでいうと、ハンバーガーを作る為の「パン、チキン、野菜など」を買ってくるのが資材調達です。

 

 

開発部門、営業部門と比べると一般的には馴染みがない資材調達部門ですが、昨今のコスト低減、災害に備えた安定調達、フェアトレード等のCSR等、これらの強化に伴い、会社の中での存在感/重要度は強まっています。

資材調達出身の社長として、「トヨタの前社長・渡辺さん(渡辺捷昭 - Wikipedia)」が有名です。ただ、資材調達出身の社長として大きな実績を上げた人はほとんどいません。「東芝の前社長・田中さん(東芝・田中前社長が就任時に語っていたこと | IT・電機・半導体・部品 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準)」もうまくいかなかった。。よって、会社のTOPにふさわしい資質が磨ける部署でないです。

 

 

僕は入社以来、約9年間、ほぼこの資材調達の仕事してきて、まだセミプロレベルですが、この資材調達という仕事について思うところを以下にまとめます。

 

 

資材調達はサービス業

 

社会人になって、資材調達を初めてすぐに言われたのが、

「資材調達部門は、製造部門に食べさせてもらっている」

ということです。

   

この文章が本当に腑に落ちるまで時間が掛かりました。

 要は、資材調達部門は間接部門で、材調達部門だけでは売上を立てることが出来ず製造部門が作った製品をお客さんに売ることで得たお金で資材部門が活動をさせてもらっている、という意味です。よって、資材調達部門は、「製造部門が生産しやすくするようにサポートする」というサービスを提供する義務がある、ということです。

 

具体的には、

  • 生産スケジュールに影響が出ないように材料を持ってくる。
  • 品質の良い材料を持ってきて、工程へ余計な負荷(手直し)をかけない。
  • 安い材料を買ってきて、低コストで競争力のあるモノづくりに貢献する。
  • 生産性を向上させる為に、製造部門の課題や要望に対応する。

というサービスを製造部門に提供することです。

 

これらサービスについて、情報として製造部門に提供することは出来ますが、それを実際に実行して果実を刈り取るには、製造部門が動いてくれないといけない。くりかえしですが、資材部だけでは何も出来ません。

 

製造部門(ヒト)に動いてもらおうと思うと、製造部門の人たちに対して自分自身が「貯金」を持っていなければなりません。「貯金」は「貸し借りの借り」のようなものですが、「借り」というとドライすぎるので、僕は「貯金」と言ってます。

*尊敬する昔の上司に教えてもらった言葉です。    

 

そんな「貯金」が特に大切な資材調達部門にも拘らず、製造部門の人に対してえらそーに上から目線で話をしたり、指示を出しているだけで「貯金」が全く溜まっていない同僚の話を昨日聞いて、ちょっと残念でした。 

*僕も「資材調達部門は、製造部門に食べさせてもらっている」の意味が本当に腑に落ちるまで、約3年掛かりました。。

 

 

 資材調達はサービス業です。

 

 

ひろ